体重1kgしかないウサギさんの毛球症です。
食べなくなって一週間・・・
ほぼタイムリミットです。
ウサギは病気のサインをなかなか出さない動物です。
「サインが出た時はすでに手遅れ」っていうことも珍しくありません。
毛球症の場合「食べない」ぐらいの症状しか出ないのですが、小型になればなるほど食べなくなってから手術するまでの時間が予後を大きく左右します。
体重1kgで一週間となると・・・「ギリギリアウト」って事が多いです。
オペ中、毛球でパンパンの胃をお腹から出したところです。
ハチケンばかりの大きさです。
胃の中から摘出した毛の塊です。
絡まり合ってガチガチの塊になっていました。
やはり体力がかなり落ちていたせいか、麻酔からの覚醒も遅く、術後の回復がかなり心配されたのですが、三日目あたりからすこしずつ食べ始め、徐々に回復してくれました。
先日再診に来た時の写真です。
抜糸のいらないように縫ったので、傷口をちょっとだけ確認して終了です。
よかったよかった。
感想:もう少し早く受診しましょう!